症状別｜ストレートネック（スマホ首）

　首の後ろ、うなじ周辺の筋肉がこり固まった状態。
首の可動域（前後左右回転など）が悪くなり、本来緩やかな前カーブであるはずの頸椎の配列がほぼストレートになっている状態。（首こりの進化系）

• 筋肉の緊張による不快感や痛み、上を向こうとしてもできない
• 頭が重い、腕がだるい
• 上の頸椎・・頭痛・めまい・耳鳴り・自律神経
• 下の頸椎・・腕の痛みや痺れを伴う頚椎症やヘルニア

頚椎症やヘルニアなど、重症化するケースもあるため、早期改善が必要。

　電子機器やＩＴ機器の普及と進化が大きく影響しています。皆さん思い当たることがあるのでは...

• スマホの長時間使用
• デスクワーク（パソコン）
• 寝ながらスマホ
• 合ってない枕
• 猫背などの悪い姿勢

まさに「現代病」。気が付くと「ストレートネック（スマホ首）」ということがあるかもしれません。

　比較的軽度なストレートネック（スマホ首）と思われる場合は、

• 患部に触れてみて熱があるようであればアイシング
• 患部に熱などがない場合は、ホットタオルや温感シップなどで温める（お風呂やシャワーもOK）
• 無理なストレッチは、症状を悪化させる可能性があるので行わない
• スマホやパソコンをしばらく控える
• 腕に痛みや痺れを伴う場合は、まずは病院を受診する（整形外科）

その後、レントゲンやCTによる画像診断でヘルニア等の異常がない場合は、シップを張ってしばらく様子を見ることになると思われます。（痛みがひどい場合は、痛み止めの処方があるかもしれません）

そういう時は、当院の「コンディショニング整体」がお勧めです。

　東洋医学的観点から、頸椎（首の骨）に歪みがないと判断できれば、徹底的に首の筋肉と首の可動域に影響を及ぼす部位の筋肉を緩めることになります。

昨今では、SNSなどでストレッチなどの動画を観て、見よう見まねで行うケースもありますが、危険を伴うためあまりお勧めできません。できれば、技術のしっかりした整体院に行かれることをお勧めします。

当院の施術方針としては、

1. 首の可動域と痛みの度合い、上半身の姿勢から「重症」「中症」「軽症」の判断を行います。
2. その判断のもと、頸椎周辺及び、関連する上半身の筋肉を緩め、歪みが元に戻りやすい状態を作り出します。
3.  猫背や頭部前方変位などの症状が見られる場合は、手技による施術のもと、頸椎・胸椎の歪みを矯正します。バキバキボキボキのない、緩やかな矯正ですので痛みはありません。ご安心下さい。
4. 施術回数は、症状の状態（重・中・軽）により異なりますので一概には言えませんが、軽症であれば５～１０回の施術で首の可動域が元に戻ると思われます。

再発予防は、

• スマホやパソコンの使用頻度を見直す
• 首を温める（冷やさない）
• 枕を見直す
• 寝る前の入浴
• ストレッチを習慣づける
• 姿勢を正す（良い姿勢を身につける）

当院では、施術後のアフターフォローとして、再発予防のための枕や寝具のアドバイスや、ストレッチの指導を行っています。

※当院では、枕や寝具など物品の販売は一切行っておりませんのでご安心下さい。