症状別｜寝違え

　我慢できないほどの痛みではないものの、仕事をするには辛い痛みです。

• 首を動かすと、筋肉痛のような痛みがある
• 痛みがあり、首を自由に動かすことができない（頭を傾けにくい、振り向きにくいなど）
• 症状が重い場合、手のしびれや肩凝りを伴うことも

ネットで検索するとさまざまな対処法が出てきますが、まずは安静が一番です。

　寝違えでは、レントゲンやCTなどの画像検査で異常がみられないことがほとんどです。どのようなメカニズムで痛みが起こっているのか明確には解明されていません。

しかし、

• 睡眠中に長時間にわたって無理な姿勢を取ることで、首や肩の筋肉が圧迫されて、筋肉の一部の血行が悪くなることや、
• 枕の高さが合っていないことで首の骨に負担がかかり、椎間関節の関節包や靱帯に炎症が生じることなどが原因と考えられています。
• また、寝違えが起こりやすい要因として、睡眠中に体が冷えて血行が悪くなることと、
• 前日の過度なスポーツや長時間のパソコン使用などによる筋肉の疲労など原因に挙げられています

女性は重症化するケースが多い傾向にあります。放置せずしっかりケアしましょう。

一般的な寝違えの場合は、

• 患部に触れてみて熱があるようであればアイシング
• 無理に動かさず安静にする
• お風呂は控える（炎症があると痛みが増すことがある）
• 病院を受診する（整形外科がお勧め）

その後、レントゲンやCTによる画像診断で首の骨に異常がない場合は、シップを張ってしばらく様子を見ることになると思われます。（痛みがひどい場合は、痛み止めの処方があるかもしれません。

そういう時は、当院の「痛みを取る療術整体」がお勧めです。

　東洋医学的観点から、頸椎（首の骨）の６，７番と胸椎（背骨）の1番あたりに「歪み」があると考えます。

人間が持っている自然治癒力が働き、通常は一週間から10日くらいで痛みが引き、首の可動域も戻ると思います。ただ、強い痛みがあるのと、首が自由に動かせないので、生活が大変不便になる思います。

できれば、技術のしっかりした整体院に行かれることをお勧めします。

当院の施術方針としては、

1. 首の可動域検査と痛みの度合いから「重症」「中症」「軽症」の判断を行います。
2. その判断のもと、患部周辺及び、関連する上半身の筋肉を緩め、歪みが元に戻りやすい状態を作り出します。
3.  そして、手技による施術のもと、頸椎・胸椎の歪みを矯正します。バキバキボキボキのない、緩やかな矯正ですので痛みはありません。ご安心下さい。
4. 施術回数は、症状の状態（重・中・軽）により異なりますので一概には言えませんが、軽症であれば１～２回の施術で痛みが取れ、首の可動域が元に戻ると思われます。

再発予防は、

• 枕や寝具を見直す
• 寝る前の入浴
• 泥酔したまま寝ない
• ソファーや簡易ベッドで寝ない
• ストレッチを習慣づける

当院では、施術後のアフターフォローとして、再発予防のための枕や寝具のアドバイスや、ストレッチの指導を行っています。

※当院では、枕や寝具など物品の販売は一切行っておりませんのでご安心下さい。