症状別｜ぎっくり背中

突然襲ってくる背中～腰に掛けての痛みです。西洋では「魔女の一撃」と言われています。

• 背中・腰に強烈な痛みがある
• 前後左右、ひねりなど動かすことができない
• 下腹部や太もも・臀部の張りが強く痛みもある

重症化すると、動けなかったり（トイレに行けない）、歩行困難になりますので、早めの対処が必要です。

昨今のぎっくり背中～腰は、デスクワーク中心の仕事をする方に多い傾向がある。

• 同じ姿勢を長時間続ける（パソコンワークや運転）
• 運動などで腰に過度の負担をかける（運動不足）
• 赤ちゃんのお世話、抱っこ紐の多用（産後のママ）

慢性的な腰痛との関連性が深く、疲労の蓄積が原因。

ぎっくり背中～腰を起こした当日は、次のような対処をお勧めします。

• 保冷材やアイスパックで患部を冷やす
• 動けるのであれば病院を受診する
• レントゲンで異常がなければシップを処方されて終了になる（痛みが酷いようであれば痛み止めを処方される場合もある）
• 当日に入浴は避ける（患部を温めない）

というのが一般的ですが、おそらく痛みを抱えたままの生活を余儀なくされるので、腕の良い痛みを取ってくれる整体院に行くことをお勧めします。

　東洋医学的観点から診て、胸椎10～12番、腰椎1～２番番に「歪み」があると考えます。

人間が持っている自然治癒力が働き、1週間程度で痛みは引いていくと思われますが、稀に悪化することがあります。ただ、鋭い痛みがあるので、我慢することは難しく、トイレに行くのも支障が出ると思われます。

技術のしっかりした整体院に行かれることをお勧めします。

当院の施術方針は、

1. 腰や背中の可動域検査と痛み痺れの度合いから「重症」「中症」「軽症」の判断を行います。
2. その判断のもと、患部（腰・臀部・脚）周辺及び、関連する上半身と下半身の筋肉を緩め、胸椎・腰椎の歪みが元に戻りやすい状態を作り出します。
3.  そして、手技による施術のもと、歪みを矯正します。バキバキボキボキのない、緩やかな矯正ですので痛みはありません。ご安心下さい。
4. 施術回数は、状態（重・中・軽）にもよりますが、1－2回で痛みは取れると思います。そして、きちんと治しては再発を予防するなら、5回程度を目安にしてください。

　あえて予防策を考えれば

• 長時間同じ姿勢をとらない（長時間座らない、長時間の車運転、パチンコやゲームなど）
• 肥満であれば減量する
• 腰周辺の筋力を鍛える
• 適度な運動やストレッチを心がける

などがあげられます。当院ではぎっくり腰の施術期間中に、自宅でできる「腰痛予防ストレッチ」を指導しています。お役に立てれば幸いです。

※当院では、予防マニュアルやDVDなど物品の販売は一切行っておりませんのでご安心下さい。